低反発マットレスの選び方!メリットとデメリットをご紹介

低反発マットレスは、その独特の包み込むような寝心地から爆発的人気を誇った低反発アイテムの一つです。

静かにゆっくりと沈み込み、高いフィット感で体を温かく優しく包んでくれるその寝心地は群を抜いているといっても過言ではありません。しかし、人気を誇った商品だけに類似品や粗悪品も多く出回っていて、「買ったけどいまいちだった」という声も後を絶ちません。

また低反発マットレスのデメリットを知らないで買って、「後で後悔した」という声も多く聞かれます。低反発マットレスはメリットもあればデメリットも持ち合わせています。

そして正しい選び方を知っていれば、心地よい眠りを手に入れることができます。今回はそんな低反発マットレスの特徴やメリットとデメリットをご紹介し、良い低反発マットレスを選ぶ時の注意点をご紹介していきます。

低反発マットレスの特徴

低反発マットレスは、力をかけるとゆっくりと沈み込み、ゆっくりと元の形に戻る反発力の低いマットレスのことを言います。低反発マットレスはNASAが開発した形状ウレタン技術をもとに作れた寝具用のマットレスです。

高いフィット感が特徴で、マットレスにかかる体重を均等に分散する力に優れています。そのため凹凸のある体が低反発マットレスの上に横になると、背骨を中心に真っすぐになるように働きかけてくれます。背骨が真っすぐになると自然に正しい姿勢を保つことができるようになり、体は寝ている間にしっかりと休むことが可能です。

低反発マットレスのメリット

低反発マットレスのメリットをわかりやすくまとめてみてみましょう。

  • 高いフィット感で寝心地が抜群にいい
  • 冬場、温かい
  • 寝返りの回数を抑制してくれる
  • 体が安定しやすい

何と言っても低反発マットレスの最大のメリットは、驚くほどの寝心地の良さです。どんなにボコボコとした体のラインであっても、吸い付くような高いフィット感が体に密着するように接してくれます。

この特有のフィット感は他のどのマットレスやどんな布団を使っても味わえないもので、一度使用してみると誰もが驚くポイントではないでしょうか。また低反発マットレスは保温性にも優れているため、冬場であっても温かいこともメリットだといえます。高いフィット感が体が発した熱を逃がすことなく蓄積してくれるため、冬場でも掛布団1枚でいいといわれるほどです。

そして背骨を真っすぐするように体を支えてくれるためどんな寝姿勢であっても体が安定しやすいので、寝返りの回数を抑制してくれることもメリットです。

人は寝ている間に20回から40回程度寝返りを打つといわれていますが、寝返りの打ちすぎは睡眠を妨げるためよくありません。しかし、低反発マットレスはフィット感が高いため体が安定しやすく、寝返りの回数を抑制することが可能です。

低反発マットレスのデメリット

では低反発マットレスのデメリットにはどんなことがあるのでしょうか。まとめてみてみましょう。

  • 通気性が悪い
  • 耐久性が高くない
  • マットレスが沈み込みすぎる

低反発マットレスの最大のデメリットが通気性の悪さです。低反発マットレスは保温性に非常に優れている反面、蓄積した熱を発散する力に欠けるため、どうしても通気性が悪くなってしまいます。

フローリングなどにじかに使用する場合や、ケアを怠った場合にはカビができることもあります。

また低反発マットレスは、耐久性に優れないため寿命が短いのもデメリットです。反発力の低いのが特徴の低反発マットレスですが、長時間同じ個所に負荷がかかることで、弾力性が低い分、その箇所が傷みやすくなっています。

そのため低反発マットレスの寿命は高品質のものでも4,5年程度といわれており、粗悪品などではさらに寿命が短くなってしまいます。

そして、低反発マットレスの最大の特徴である高いフィット感も人によっては沈み込みすぎるというデメリットになってしまいます。低反発マットレスは加わる重さに対して沈み込む特徴があり、体の大きな人や体重の重い人が使用するとマットレスが必要以上に沈み込んでしまいます。そうなると正しい寝姿勢が保てなくなり、腰や肩に痛みを発症してしまいます。

低反発マットレスはヘタリ(凹み)やすい?

低反発マットレスは、マットレスの中に強度のあるスプリングや高機能繊維であるファイバーなどを使用していないため、どうしてもヘタリやすくなっています。

特に毎晩、同じ個所に負荷がかかっている場合にはその部分に負担が蓄積するため、凹みが発生しやすい傾向にあります。ウレタン素材は与えられた衝撃を吸収し、緩和する特徴のある素材です。

テレビなどで高いところから生卵を落としてもマットレスが衝撃を吸収するので卵が割れないといった映像を見たことがあるかもしれませんが、まさにその時使用されているのがウレタン素材です。衝撃を吸収し、1点にかかる力を上手く分散してくれる低反発マットレスですが、その作用はゆっくりと働くため、どうしても痛みやすいというわけです。

低反発マットレスの選び方ポイントは厚み

低反発マットレスは、体の重い部分や出っ張った部分を中心にマットレスが沈み込む特徴があるため、体の凹凸にしっかり対応した厚みのあるマットレスを選ぶ必要があります。

背骨を真っすぐに保つためお尻や頭などが沈み込んでも、低反発マットレスの厚みが薄いと底面に体が直接当たってしまったり、背骨が真っすぐにならなかったりしてしまいます。

底面に接している体は床からの冷えを直接感じてしまったり、その部分にだけ圧力がかかりすぎてしまったりして、結果的に体は痛みや疲れを感じてしまうようになります。

そうならないためにも低反発マットレスを選ぶ際にはしっかりとした厚みのあるものを選ぶことが重要になってきます。低反発マットレスの厚みを考慮する際には、どういった使い方をするのかも含めて考えていきます。例えばフローリングフロアに直置きして使用する場合には少なくとも10㎝から15㎝以上の厚みのあるものがおすすめです。

フローリングフロアは固い板やコンクリート、塩化ビニールシートなどで出来ていることが多く、ある程度厚みのあるマットレスでないと床面の硬さが体に伝わってきてしまいます。

畳の上で使用する場合には10㎝以上の厚みのものを、敷き布団と合わせて使用するときは6㎝以上のものがおすすめです。ベッドフレームと合わせて使用する際は、ベッドフレームの造りにもよりますがベッド下の空洞の空間から冷気が伝わってくることがあるので15㎝以上の厚みのものがおすすめです。

また体重が重めの人や体の大きな人は、低反発マットレスがかなり沈み込んでしまう可能性があるため、かなり厚めのものか低反発マットレスとスプリングマットレスなどの異素材の組み合わせで出来たマットレスを使用することをおすすめします。

低反発マットレスのお手入れ方法

メリットデメリットともにふり幅の大きい低反発マットレスですが、低反発マットレスのデメリットはケアをしっかりと行うことでカバーすることができます。

低反発マットレスのケアに必要なのは、

  • 定期的な乾燥
  • 湿気対策を行うこと
  • 周期的に使用する位置を変えること

この3つに尽きます。

まずは布団用乾燥機や干すことによって、マットレスに蓄積した水分を逃がしてやることが大切です。可能であれば毎日、少なくとも1週間に1回程度はマットレスの水分を抜いてやります。

日干し、陰干し、乾燥器の使用の可否はメーカーや低反発マットレスによって違うため、事前に確認して行います。定期的に乾燥を行うことで低反発マットレスの最大の敵であるカビが発生しにくくなり、カビでマットレスを手放す必要がなくなります。また普段から除湿パッドやすのこを使い、湿気対策を講じることも大切です。

さらに常に同じ個所に負荷がかからないよう、周期的にマットレスを裏返して使用したり、上下を入れ替えたりして使用することも長くマットレスを使用するには必要なことです。これらのお手入れをしっかりと行うことで、心地よい快眠と低反発マットレスを寿命まで全うすることができるようになります。

低反発マットレスの通気性が悪い!カビや湿気対策について

低反発マットレスは通気性に優れないマットレスです。もちろん商品によっては低反発マットレスのデメリットである通気性を改善するようなものも販売されていますが、基本的にはほとんどの低反発マットレスでカビなどの症状が起こりやすくなっています。ウレタン素材は化学繊維であるため、水分を吸収、発散しません。この調湿作用がないことで人が寝ている間に書いた汗がマットレスに蓄積するようになってしまい、マットレスから逃げ場のなくなった湿気はカビの温床となってしまいます。低反発マットレスを使用する際は、除湿パットを使用したり、すのこを使用したりしてマットレスに蓄積された汗を逃がしてやる工夫を行うことが大切です。またフローリングでの直置き使用はやめ、定期的に干したり乾燥させたりすることもカビ対策になります。

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