【低反発と高反発マットレスの違い】腰痛にはどっちが良いの?

高反発と低反発マットレスの調査

マットレスを選ぶときに『低反発』と『高反発』のどちらを購入するべきか悩む人がとても多く、そもそも違いを理解していない人がほとんどです。

そこで『低反発』と『高反発』の違いやメリットデメリットをまとめました。


  • 低反発と高反発って何が違うの?
  • 腰痛に良いのはどっちなの?
  • 結局どっちを買えばいいの?

このような疑問を解決しながら、使ってみないとわからない小さな違いもご紹介していきます。

結論を先に書きますが『体重が45kg以下の人』『常に横向きやうつ伏せで寝る』この2つに当てはまらなければ『高反発マットレス』の方がおすすめです。

鈴木

実際にどちらも使った経験のある私があなたに適したマットレスが見つかるように責任を持って解説していきます。
また、悩みが解決しない場合『コメント欄』からお気軽にご相談ください!

低反発と高反発マットレスの違い

高反発と低反発マットレスの違い
低反発マットレスと高反発マットレスの違いは大きく分けると『硬さ』『反発力』『寝心地』『耐久性』の4つあります。

低反発 高反発
硬さ 柔らかい 硬い
反発力 反発力が弱い
卵を落としても跳ねない
衝撃を吸収する
反発力が強い
卵を落とすと跳ね返る
衝撃を反発させる
寝心地 体が少し沈む
寝返りがしにくい
体が沈みすぎない
寝返りがしやすい
耐久性 へたりに弱い へたりに強い

違いを簡単にまとめると、

低反発は体がある程度沈み、押し戻す反発力が弱いため体の位置を安定させて寝返りの回数を抑えられるマットレスなのに対し、高反発マットレスは体が沈みすぎないように押し戻す反発力が強いため、スムーズな寝返りができるマットレスです。

『硬さ』『反発力』『寝心地』『耐久性』が違うと何が変わるのか、さらに具体的にご紹介していきます。

硬さの違いで睡眠姿勢が変わる

低反発と高反発マットレス違いは硬さとご紹介しましたが、硬さが違うと何が変わるのか?

答えは睡眠姿勢です。

マットレスの硬さは睡眠姿勢と深く関係するため、自分の体重に適した硬さのマットレスを使う必要があります。

つまり、マットレスは「低反発の方が良い」「高反発の方が良い」と単純に決めることができません。

硬いマットレスと柔らかいマットレスの違い
柔らかすぎるマットレスで寝た場合、お尻や腰が沈みすぎてしまい睡眠姿勢が崩れて寝起きに腰や肩が辛いといった症状の原因になります。

硬すぎるマットレスで寝ているとお尻や腰がマットレスにうまく沈まないため、腰が反ったような状態になり腰まわり、背中に負担がかかり「しびれ」や筋肉痛のような症状の原因になる可能性があります。

理想的な睡眠姿勢を保つために、体重に適したマットレスの硬さ目安表を準備したので参考にしてください。

体重 硬さのおすすめ目安
45kg以下 75N以下
(低反発マットレス)
〜60kg 110N〜140N前後
(高反発マットレス/少し硬め)
〜80kg 170N前後
(高反発マットレス/やや硬め)
〜100kg 200N前後
(高反発マットレス/硬め)
100kg以上 200N以上
(高反発マットレス/かなり硬め)

反発力で寝返りに違いが出る

低反発マットレスの場合には、体が程よく沈み込んで睡眠姿勢が安定するため、睡眠中の寝返り回数が多く深夜に目が覚めてしまうような人が使うことで睡眠の質をあげることができます。

高反発マットレスの場合にはスムーズな寝返りが可能なため、寝返り回数が少ないことによる寝起きの腰痛や肩こりなどを軽減できる可能性があります。

一言で表すと、低反発は寝返りがしにくく、高反発はスムーズな寝返りが可能です。

スムーズな寝返りができるマットレス=良質なマットレスとは限らず、自分の体重や睡眠に適した方を使うことが重要ということです。

寝心地が全く違う

低反発は体に吸い付くようなフィット感があり、体の曲線に合わせて沈み込むためどんな体型の人でも気持ちの良い寝心地と感じることが多くなっています。

高反発の場合には程よいフィット感がありつつ、体をしっかり支える反発力があるためスムーズな寝返りで腰痛をサポートしますが痩せ型の人が使うと硬くて寝心地がよくないと感じる可能性があります。

一言で表すと、低反発は柔らかめ、高反発は硬めの寝心地です。

また、低反発の方がフィット感があるので蒸れやすくなっています。寝汗が多い人に低反発はあまりおすすめできません。

耐久性の違い

私が実際に使って感じたことですが、低反発マットレスは「へたり」に対する耐久性が弱く、高反発マットレスは「へたり」に強いと感じました。

低反発マットレスの場合は2~3年程度で腰まわり部分に凹みが現れてしまいましたが、高反発マットレスは5年程度使ってもわずかな「へたり」のみだったため、耐久性に関しては高反発マットレスの方が優れていると感じています。

しかし、低反発マットレスでも上部に低反発、下部に高反発を使っている2層構造のようなマットレスであれば耐久性が高くなり安心して使えます。

実際に高級マットレスで低反発マットレスを販売しているメーカーは2層構造や3層構造にして耐久性と寝心地のバランスを確保していることが多くなっています。

低反発と高反発マットレス
どっちがいいの?

結論、体重が45kg以上であれば『高反発マットレス』がおすすめです。

高反発マットレスは程よい硬さとフィット感で理想的な睡眠姿勢とスムーズな寝返りを実現し、快眠を得ることができます。

睡眠専門家や整体師など数多くの関係者が『高反発マットレスなら理想的な睡眠姿勢を実現でき快眠できる』とおすすめしています。

また、目的別にどちらを買うべきかおすすめをまとめたので参考にしてみてください。


腰痛にはどっちが良い?

腰痛には高反発マットレスがおすすめです。

寝起きの腰痛や肩こりはスムーズな寝返りができていないことが原因となっているケースが多く、高反発マットレスに変えてから腰痛が楽になったと言う人が多数います。

寝返りは体の小さなズレや歪みを整える役割もあるため、腰痛には高反発をおすすめします。

高反発マットレスの失敗しない選び方やおすすめランキングは下記からご覧いただけます。
高反発マットレスおすすめランキング 高反発マットレスおすすめ5選&比較ランキング【口コミや評判も】


横向き寝にはどっちが良い?

低反発マットレスと高反発マットレスの2層構造がおすすめです。

横向きで寝る場合、仰向けで寝るときよりも肩や腰まわりのカーブが大きくなるため、硬いマットレスを使うと肩まわりや腰まわりが窮屈に感じてしまいます。

そこで、上部が低反発マットレス、下部に高反発マットレスを使っているマットレスを使うことで、横向きで寝ても寝やすく、なおかつ理想的な睡眠姿勢を保つことができます。

下記ページで2層構造の低反発マットレスをご紹介しています。
低反発マットレスおすすめランキング 低反発マットレスおすすめ比較ランキング【メリット&デメリットも紹介】


柔らかめが好きだけどスムーズな寝返りもしたい場合は?

優反発マットレス(エムリリー)がおすすめです

柔らかめでなおかつスムーズな寝返りがしたい場合にも2層構造のマットレスがおすすめです。

個人的におすすめできるのは、『エムリリー優反発マットレス』か『コアラマットレス』です。


子供には高反発と低反発どちらがいい?

どちらでも問題ありません。

小学生の子供であれば体重が軽いので低反発でも寝姿勢を正しく保つことができますし、高低反発でも睡眠姿勢を保つことができます。

中学生~高校生で体重が45kg以上の場合には高反発マットレスの方がおすすめです。

正直なところ、あまり深く考えすぎず子供が寝心地がいいというものをチョイスしてあげれば問題ありません。


高反発や低反発マットレスを敷布団に重ねて使うのはあり?

重ね使いする場合には重ね使い専用のマットレスを選びましょう。

敷布団などにマットレスを重ねて使うのは問題ありませんが、その場合には重ねて使う専用の「マットレストッパー」がおすすめです。

厚みが10cm以上あるマットレスの場合には重ね使いはせず、単体で使った方がズレや湿気、カビの心配が少ないです。

マットレストッパーおすすめランキング マットレストッパーおすすめ人気ランキング【高反発と低反発どっちがいい?】

クッションやラグはどっちが良い?

クッションやラグは『低反発』がおすすめです。

理由としてはクッションやラグはマットレスと異なり、長時間同じ場所に負荷がかかることが少ないため、触り心地重視でモチっとして気持ちの良い低反発の方がおすすめです。


座椅子や座布団はどっちが良い?

高反発がおすすめです

座椅子や座布団はマットレス同様に同じ部分に負荷がかかるため、高反発がおすすめです。

座椅子や座布団で低反発のものを使うと、高反発よりもヘタリが早いため寿命も短い傾向にあります。

座椅子や座布団は高反発、クッションやラグは低反発がおすすめです。


鈴木

どっちを購入するべきか決められず迷っている人は『コメント欄』からご相談ください!あなたの目的や体格を考慮しておすすめな方を提案させていただきます。

低反発と高反発マットレスの
メリット・デメリットまとめ

高反発マットレス
  • メリット
    1. 理想的な睡眠姿勢を保てる
    2. 体圧分散性に優れている
    3. スムーズな寝返りが可能
    4. 低反発より蒸れが少ない
    5. コスパがよく5年以上使える
      (品質によります)
  • デメリット
    1. 硬さが合わない場合がある
    2. 敷布団から高反発に変えると
      慣れるまでに1週間程度かかる
    3. 基本的に自分で丸洗いができない
      (クリーニングに出すのが最適)
腰痛や肩こりが気になる方には基本的に高反発マットレスがおすすめです。理想的な睡眠姿勢を保つことができ、スムーズな寝返りに加え体圧分散にも優れているため、私は腰痛や肩こりが気にならなくなりました。(使い始め1週間くらいは硬めの寝心地に慣れないことが多いです。)
高反発マットレスおすすめランキング

低反発マットレス
  • メリット
    1. 柔らかくフィット感が良い
    2. 宣伝が多く人気がある
    3. 反発力が弱いので折りたたみが楽
  • デメリット
    1. 寝ている部分がヘタりやすい
    2. 体が沈み寝返りがしづらい
    3. 通気性が悪く蒸れやすい
低反発マットレスは腰痛などに悩みがなく、柔らかい寝心地が好きな方におすすめです。特に、体の筋肉量が低下する50~60代以降の方で体重が50kg以下の方におすすめです。
低反発マットレスおすすめランキング

腰痛対策に高反発と低反発
どちらを使っている?
アンケート調査

高反発と低反発マットレスの使用率

アンケートはクラウドワークスにて実施致しました。

鈴木家のマットレスがインターネット調査で20代〜60代の男女827人に対し『腰痛対策としてどちらのマットレスを使っているか』アンケート調査を実施したところ高反発24%、低反発25%、使っていない(ベッドや敷布団)51%という結果となりました。

意外とマットレスを使っていない方が多く、高反発と低反発に関してはほぼ同数でどちらも人気が高いマットレスだということもアンケート調査を行うことで見えてきました。

また、こちらの「腰痛や肩こりでマットレスを変えてみたいか?」と言うアンケートを実施した内容では、

827人の中、23%(190人)が高反発マットレスに変えたことがあり、そのうち87%(165人)が腰痛や肩こりが軽減したという回答結果になっています。

190人中165人が高反発マットレスに変えてから腰痛や肩こりが軽減されたと回答していることや、数多くの整体師さんが適度な硬さのマットレスを使うことを推奨していることを考慮すると、

腰痛や肩こりに悩む人は高反発マットレスを使った方が期待値が大きいことがわかります。
高反発マットレスおすすめランキング 高反発マットレスおすすめ5選&比較ランキング【口コミや評判も】

最後に、店舗やネット通販で
低反発と高反発を見分ける方法

高反発マットレスと低反発マットレスは品質表示に書かれている『ニュートン(N)』で簡単に見分けることができます。

種類 硬さ(ニュートン)
低反発
(やわらかめ)
75ニュートン未満
通常
(普通)
75ニュートン~
110ニュートン未満
高反発
(かため)
110ニュートン以上
参考:消費者庁-ウレタンフォームマットレス

上記表のようにマットレスには消費者庁が定めている硬さがあり、110N(ニュートン)以上の硬さを「かため」(高反発マットレス)、75N(ニュートン)未満を「やわらかめ」(低反発マットレス)と呼んでいます。

75〜100N(ニュートン)のマットレスはどちらにも属さない「ふつう」となり一般的なマットレスの硬さとなります。

低反発と高反発のまとめ
【相談・質問】どうぞお気軽に

低反発と高反発マットレスの違いやメリットデメリットをご紹介しましたが、悩みは解決されましたか?

この記事を3行でまとめると、

  • 高反発の方がおすすめできる
  • 低反発なら2層構造がおすすめ
  • 高反発で腰痛や肩こり軽減した人多数

その他、疑問点や悩み、この商品のココをもっと教えて!などありましたらお気軽に下記コメント欄に書き込んでください。

管理人の鈴木が最短24時間以内〜最長2日以内にご返信します^^

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6 件のコメント

アバター まる

質問させていただきます。長年の腰痛。54歳。運動不足ですが。デスクワークでパソコン凝視。最近は肩の重い、けいワン症候群かと。最近ベッドのマットレスの上に高反発のマットレス。いい感じですが、まくらでしょうか、朝のスッキリ感がありません。いびきもひどいです。倦怠感がひどい時は口にテープを貼っています。ご教示ください。低反発マットレスもあり試してみようかと思います。低反発はニトリの4センチ。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/7543802s/
高反発は10センチ。マッサージ師さんから譲ってもらいました。メーカーはわかりません。

返信する
【管理人】鈴木 【管理人】鈴木

まるさん コメントありがとうございます!
返信が遅くなり申し訳ございませんでした。

高反発マットレスで寝心地が良い感じであれば、低反発マットレスに変える必要はあまりないのかなと思います。

寝具の場合で「肩こりや肩の違和感、いびき」と関係している可能性のあるアイテムは「まるさん」のおっしゃる通り、「」の可能性が高いです。

枕の高さや素材を自分に適したものに変えることで何かしら変化を得られる可能性があると思いますが、いびきがひどいようでしたらそれが原因で質の高い睡眠ができておらず、寝起きに倦怠感を感じてしまっている可能性もあると思います。

私は医師ではないため、具体的なアドバイスができませんが、いびきが常にひどく気になっているようであれば「いびき外来などの医療機関」にて一度診察してもらった方が良いと思います。

そのほか、ご質問やご相談ありましたらお気軽にコメントください^^

返信する
アバター まる

ご丁寧にありがとうございます。よくわかりました。まくらを変えてみたいと思います。睡眠で悩まれている方は増えていると思います。今後とも、よろしくお願いします。

返信する
【管理人】鈴木 【管理人】鈴木

まるさん

少しばかりですが、まるさんのお役に立てたようで安心しました!

まくらも高さや素材など選ぶべきものが多いので、何か不明点などありましたらぜひお気軽にコメントください。

枕の素材を実際に見たり触ったりして知りたい場合には「じぶんまくら」の店舗へ行くと良いよ思います!

では、またご質問などありましたらお気軽にコメントください^^

返信する
アバター みちろう

膝枕は、高反発の物と低反発の物とではどちらがお勧めでしょうか?

腰が悪いので、膝枕を使用してみようかなぁと思った次第です。

返信する
【管理人】鈴木 【管理人】鈴木

みちろうさん コメントありがとうございます!
返信遅れてしまい申し訳ございません。

膝枕は低反発のものがおすすめだと思います。

高反発ですと反発力があるので膝からズレてしまう可能性が高いので、安定性を重視できる低反発の方が膝枕には適していると思います。

また、こちら→【柔道整復師監修】腰痛がひどい時は寝方も参考になると思いますので、チェックしてみてください^^

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