ウレタンマットレスの特徴とおすすめポイント!欠点についても解説

ウレタンマットレスは低反発マットレス、高反発マットレスとして知られているマットレスで、マットレスになじみの低かった日本人にマットレスを定着させた立役者として有名です。

コンパクトで使いやすく、布団と合わせてもベッドに敷いても使えるウレタンマットレスは、種類多くあるマットレスの優等生といっても過言ではありません。

人気のウレタンマットレスですが、一方で高反発マットレスと低反発マットレスの違いや特徴はあまり知られておらず、メリット、デメリットも一緒だと思われがちです。

そこでここでは、ウレタンマットレスの特徴や欠点について分かりやすく解説していきます。

ウレタンマットレスの特徴

高反発マットレス、低反発マットレスの愛称で親しまれているウレタンマットレスは、その名の通りウレタンといわれる素材で作られた化合物です。ウレタンの代表にはスポンジがあり、そのほかにも家の断熱材や防音材、靴のインソール、おむつのギャザーや医療用テーピング、ヘルメットのクッション材など様々なところで使われています。

ウレタンを使ったマットレスはバネを使ったスプリングマットレスなどと違い、ウレタンのクッション性のみで体を支える構造になっており、非常に高いフィット感が得られる特徴があります。一人でもコンパクトに持ち運びができるものが多く、気軽に使えるということもあって日本では人気となり、布団の下に敷いたりベッドで使ったりと幅広く活用されています。

ウレタンマットレスの種類

ウレタンマットレスは高反発マットレスと低反発マットレスとの2種類に分けることができます。高反発マットレスと低反発マットレスは同等に扱われることも多いですが、その成り立ちは異なり、使い心地を比較してみるとさらに違いがよくわかります。高反発マットレスと低反発マットレスの特徴とそれぞれの違い、メリットデメリットについてみていきましょう。

高反発マットレス

高反発マットレスは言葉のとおり、加重に対して押し返す力の強いマットレスのことを言います。寝ることを目的に高反発ウレタン素材を合成し作られているため、その多くに天然ゴムが使用されています。

高反発マットレスは元の形に戻ろうとする復元力が強く、耐久性があるため長期間使用しても劣化しにくい特徴があります。マットレスの反発力が高くしっかりと体を支えてくれるため、横になっても立った時の姿勢を維持しやすく、腰痛の人に好まれます。また寝返り時の沈み込みがないのも高反発マットレスの特徴で、寝返りが打ちやすく疲れずにしっかり体を休めることができます。

ウレタンマットレスは通気性が悪いといわれますが、高反発マットレスは低反発マットレスより通気性がいいものが多く、最近では通気性の高い高反発マットレスも登場しています。

低反発マットレス

低反発マットレスは、加重に対して押し返す力の低いマットレスのことを言います。高反発マットレスが寝ることを目的に開発されたのに対し、低反発マットレスはもともとNASAが開発した形状記憶ウレタン技術を寝具用として転用し作られたものです。そのため合成樹脂から作られています。

低反発マットレスは体の形に合わせて程よく沈むためフィット感が高く、包み込んだような寝心地を感じられる特徴があります。体の体圧をマットレスが均等になるように分散するため、背骨を真っすぐにしてくれるような感覚になり、横向きで寝ても安定し、とても寝心地よく感じます。

柔らかく寝心地がいいといわれる低反発マットレスですが、その柔らかさゆえに寝返りをしにくく、人によっては腰痛悪化や肩こりなどを招いてしまうこともあります。また合成樹脂が用いられているため通気性が悪く、蒸れることもあります。

ウレタンマットレスのおすすめポイントと欠点

ウレタンマットレスの最大のおすすめポイントは、他のマットレスに比べて体圧を分散させてくれる力にあります。体圧を分散させてくれる力が高いということは、それだけ体へのフィット感が高くなり、心地よい眠りにいざなってくれるということに結びつきます。また折りたためたり、巻いて丸めたりできるタイプのものも多く、持ち運びしやすいのもウレタンマットレスのおすすめポイントだといえるかもしれません。

しかし、通気性には他のマットレスと比べてもいいものではなく欠点というべきポイントです。

またスプリングマットレスなどがおよそ10年の寿命があるのに対し、ウレタンマットレスは寿命が数年と極端に短いのもデメリットだといえます。

ウレタンマットレスは腰痛にいいの?

ウレタンマットレスと一言で言っても、値段やメーカーによって柔らかさは様々です。そのため、一概に腰痛にいい、悪いという判断ができるものではありません。

また人によっては柔らかい方が腰痛にいいという人もいれば、固い方が腰痛にいいという人もいて意見が分かれてしまいます。それでも一般的には低反発マットレスは腰痛持ちの人にはおすすめできないとされています。

低反発マットレスは沈み込みが深い分、腰にかかる負担が高くなり腰痛を悪化させてしまうことがあるからです。一方で高反発マットレスは体を支える力が高く、腰にかかる負担を軽減させてくれるため、腰痛持ちの人にはいいとされています。

もちろん、前述したとおりウレタンマットレスの柔らかさはメーカーや価格によって異なるため高反発だから必ずしも腰痛にいいというわけでもありません。しかし微妙な違いの柔らかさのマットレスが数多くあるため、自分にピッタリと合った柔らかさのものを探せるのもウレタンマットレスならではだといえます。

自分の腰、体にちゃんとフィットしたマットレスを選ぶことが腰痛改善には大切です。

耐久性や寿命は?へたりやすい?

ウレタンマットレスの寿命は、価格に比例しているといっても過言ではありません。もちろん、高ければその分必ずしも寿命が長いというわけではありませんが、安価なものほどへたりやすく、寿命が短い傾向にあります。

また低反発マットレスの方が柔らかい分劣化しやすく、高反発マットレスの方が固さがある分耐久性に優れています。

一般的に低反発マットレスの寿命は1年から5年、高反発マットレスの寿命は5年から長いもので10年といわれています。

体重や使用頻度などによって多少寿命は異なってきますが、どうしてもスプリングマットレスなどと比較すると耐久性は劣ってしまいます。傷み具合の目安としては、マットレスの凹凸具合やへこみで確認することができ、購入した当時よりマットレスが柔らかくなって寝心地が悪くなれば寿命だといえます。

通気性が悪い?湿気やカビが心配

ウレタンマットレスの最大の欠点ともいえるのが通気性の悪さです。高反発マットレスは低反発マットレスほど通気性が悪くなく、蒸れにくいといわれますが、それでも他のマットレスと比較すると圧倒的に通気性は弱点となってしまいます。

ウレタンマットレスは高密度の化合物で作られています。それゆえどうしても通気性が悪く、湿気がこもってしまう作りです。

それでも最近では通気性の高いウレタンマットレスも開発されているため、物によっては通気性の欠点を感じない商品も多くあります。

またどうしても通気性が気になる場合は、敷きパッドを使うと通気性が改善されます。こまめに陰干しをしたり、扇風機などの風を両面にあてたりすることでも湿気がこもりにくくなります。

ウレタンマットレスの処分はどうする?

ウレタンマットレスは比較的価格が安価で、気軽に使え、購入できる商品です。しかし一方でゴミになりやすく、処分しにくいという欠点もあります、ウレタンマットレスの処分方法にはいくつかの方法があります。

粗大ゴミに出す

1つ目が、粗大ゴミに出すという方法です。自治体などで行っている粗大ごみ処分に申し込み、処分を行ってもらいます。費用は自治体によって異なりますが、1000円前後から2000円前後で行ってくれます。また手などを加える必要もなく、そのままの形で処分できるので非常に楽に処分することができます。

不用品回収業者に頼む

2つ目が、不用品回収業者に引き取ってもらう方法です。不用品回収業者が引き取ってまだ使えると判断された場合には、多少安く引き取ってもらえます。また使用できない場合でも費用は掛かりますが業者の方で処分してくれます。

細かくして燃えないゴミに出す

3つ目が、細かくカットして一般ごみ(燃えないごみ)として処分する方法です。自治体では地域の定められたごみ袋に収まるゴミであれば一般ごみとして回収を行っています。カットするのに労力は掛かりますが、コストを安く抑えられ、面倒な手続きなども必要ありません。最近では絨毯などをカットする専用のノコギリも売っているので、一人でもカット作業を行うことができます。

販売店で下取りしてくれる場合もあり

最後が、新しいマットレスを購入した販売店で下取り、引き取りを行ってもらう方法です。

マットレスを販売している一部の店舗では、古いマットレスの下取り、もしくは引き取りのサービスを行っている場合があります。新しいマットレスを届けてくれるタイミングで古いマットレスを引き取ってもらえるので、部屋に使用済みのマットレスを保管しておく手間もなく、もっとも楽にマットレスを処分することができます。

店舗によってはマットレスの引き取り、下取りのサービスを行っていないところもあるので事前に確認を行う必要があります。

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